「あんたこのままだと、心筋梗塞になるよ」と心筋梗塞になる前にいわれていたら、
あなたはどうするだろう?
きっと何か予防策を講じるだろうとは思う。
けれど、それを信じてその予防策を続けられるだろうか?
人間は悲しいかな、経験していないことを想像するのはあまり得意ではない。
特にそれが、自分にとって不都合なことであるならば、
想像どころか、余計にそこから目を逸らすことが多い。
ある医師が心筋梗塞にかかり、カテーテルを行ない退院した後
「なんと心臓が楽になったことか!」と感想を述べていた。
つまり、以前から血管がつまり気味だったのに心筋梗塞を起こすまで、
「まさか自分が‥」と思っていたのだろう。医師ですらこうなのだ。
もちろんこの医師が悪いとか、医者の不養生とか非難するつもりは全くない。
私が言いたいのは、誰だってそうなのではないだろうか?
