とりあえず、心筋梗塞のICU(集中治療室)からはめでたく生還したのは
担ぎ込まれてから、一週間たってからであった。
ただ、まだ歩けずベッドから半身を起こすのが精一杯という状態だったので、
単に寝ている場所が変わったという感じであった。
心筋梗塞は、ある意味ケガみたいなところがあって、ケガした部位が心臓だから
ちょっと慎重にしよう‥という考え方だと解釈していた。
しかし、心臓がケガをするというのは、全身に関係があるのだ。
なにせ動くにしても、考えるにしても血流がないとできないのだ。
血液が絶えず酸素と栄養分とを運んでいなければ、細胞は死んでしまう。
その大元のポンプが壊れたのだから、それはそれは慎重にしなければならない。
実際、私的にはもう立ってもいいなあ(というより、そろそろ寝ているのも飽きた)と
思っても、制止されるのだ。
立ち上がるなんて、そんな心臓に負担のかかること‥
そう立ち上がることは、心臓にとって結構大変なことなのだ。
そうゆう意味でも、やはり心筋梗塞は怖いもんだと思う。
