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心筋梗塞になったとき7

救急車の担架でICU(集中治療室)まで運び込まれる。
ここで、病院のスタッフに引き渡される。
不謹慎だが、まるで、クロネコか佐川のようだ。
そういえば、受け取りの様なものにサインしていたような気もする。
内容物:心筋梗塞患者ひとり…みたいな(笑)

感想を書き連ねてはいるのだが、じつはどんどん胸の痛がひどくなっている。
そして既に、すこし意識が混濁気味となっていた。その状況で服を脱がされ、
いろんな機具を装着される。
そうこうしながら、住所、氏名、年令、家族構成を聞かれる。
「ご家族は?」
「嫁1人…あ、いやお腹にひとり」
意識朦朧としているのに、とっさに口についてでる。
このことは、その後の自分自身の考え方に大きく影響した。
「あなたは今心筋梗塞です」
「これから手術を行います」
大きな声で呼び掛けてくる。意識は遠のきそうになっているが、
この声でこちら側へ連れ戻される。
ソンナ、デッカイ、コエデ、シャベランデモ、エエガナ…
という気持ちもなんだか遠くへ行きかけているような気がする。

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