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心筋梗塞になったとき2

ひどい痛みだったのだけれど、すぐやむだろうと思い、暫く準備を続けていた。
しかし、とても体がキツい。
もちろんこの時、心筋梗塞などという言葉は浮かぶべくもなく、
どうにもしかたがないので、断って仮眠室で休ませてもらった。
痛みに耐えながら、仮眠室の掛け時計を見ているのだけれど
時間が全然進まないような感覚に捕らわれていた。

いつになったら、この痛みが止むのだろうと考えながらも
「ひょっとして、この痛みは命に関わる?」と
思い始めた。嫁の事とまだ見ぬ子の事が頭をよぎった。

もちろん、心筋梗塞などという言葉は思いもつかない。

こんな時いつも思うのだけれど、痛みの限度ってどのへんにあるのだろうか?
私の耐えられる痛みの最大の限度は、他人にとっては全然どうってことない
レベルかも知れないし、そうじゃないかもしれない。
ともかく、しばらくその痛みを我慢していた。
心筋梗塞だという事も知らないで…

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