心筋梗塞とは心臓の血管が詰まること…ということが
如実にわかるカテーテル手術のライブ中継だった。
カテーテルが切り開いた先には、それまでモニターに映っていた血管と
同じぐらいの数の血管があった。
つまり、心臓の回りを巡る血管の半分が、2時間あまり血を止められていたのだ。
この時の半分ぐらい…という印象は、実際影響を受けた心臓の範囲と
かけ離れていたわけではなかった。
というのも、この心筋梗塞によりダメージを受けた私の心臓は、健常者の約50%しか
出力がないと、後に医師に告げられたのだ。
心臓の半分の範囲がダメージを受けたから…というわけでもないのだろうが
やはり自分の身は、自分がよく分かるらしい。
ともかく、詰まったところは開通した。
他の手術と違って自分で確認できる、心筋梗塞のカテーテル手術は
妙な安心感があった。
その為かどうか分からないが、なんだか落ち着いて、
と同時に意識が遠のいていった。
そして親指は朱肉で赤かった。(笑)
