心筋梗塞で倒れた私は、1999年当時36歳だった。
倒れた原因は、過労によるストレスだと思っている。心的なものも多分にあったと思う。
ただ心筋梗塞という形で、出たのは遺伝によるものではないか?というのが医師の意見だった。
心筋梗塞で倒れた日は日曜だった。
8年ほどいたデザイン会社を2ヶ月ほど前に辞め、少々ボロの心身とともに
この先どうしようかとぼんやり考えていた。
しかし、ただ考えているだけでは、カッコがつかないので…
(また、仕事をしろなどとヤイヤイ言われるということもあり)
美術系大学の予備校でアルバイトをしていた。
ここは、遠い親戚がやっている所だった。
来年春には子供が生まれる。
それまでには体調を整え、仕事を得なければいけない。
でも、ストレスが残っているためか、あまり頭も身体も回らなかったのだ。
朝9時半頃、美術学校の一限目の準備をするためエレベーターに乗った。
一階に着いた。ガクンと揺れてとまるエレベーター。
と同時に、いままで感じたことがない痛みが「来た」。
